非常に強いフォースを持っている。フォースを生み出すミディ・クロリアンも、ヨーダを超える値を記録した。
師匠のオビ=ワン・ケノービやヨーダでさえ倒しきれなかったドゥークー伯爵を1人で倒した事から、その実力が窺える。実質、シリーズ総じてジェダイ最強の戦闘力の持ち主であるとジョージ・ルーカスも述べている。また、9歳の時に部品をより集めてC-3POを作れるほどメカニックに精通しており、宇宙戦闘機、宇宙船等の操縦の腕も超一流である。将軍としても有能で、奇策を用いて集団を壊滅させるなど、その手腕はクローン大戦によって大いに発揮され、多数の功績を上げナイトへの昇進を早めた。
その人生は、正にジェダイの予言にある「フォースにバランスをもたらす者」を体現した者であった。なお、スター・ウォーズ・シリーズでジェダイおよびシスの中でも(単純な戦闘能力に限って)最強のフォースの持ち主とされるのは、彼であるとのことである。
妻パドメ・アミダラが死の運命にあるという予知夢を見た後は、妻を救う力を得たいと願うあまりにシスの暗黒卿ダース・シディアス(パルパティーン/後の銀河帝国皇帝)の甘言に屈し、ジェダイの騎士メイス・ウィンドゥの殺害に手を貸してしまい、引き返す道を絶たれた状態でシスの暗黒卿へと転向して「ダース・ベイダー」という名前を与えられた。
師クワイ=ガン・ジンと同じく、誠実で穏やかな人柄で対話による交渉に長けている。師が多用していた手をかざしてフォースで他人の心を操る技、“マインド・トリック”を得意とする。戦闘技能も超一流であり“過激な交渉”も数多くこなしている。
ジェダイの中でも特に強力なフォースを持つヨーダや、剣技に優れたメイス・ウィンドゥなど他のジェダイに比べて大きく突出した能力は無い。
R2-D2は、ナブー王室専用機に備え付けられた宇宙船や電子機器のオペレートを主目的としたアストロメク・ドロイドである。高度な電子頭脳を持ち、宇宙船等の操縦、電子、機械修理からソフトウエア航法ナビゲート・機関制御・暗号解読からクラッキング、ホログラム映像の録画再生や送受信および転送、膨大な量のデス・スター設計図を丸々コピーするメモリー能力等、様々な能力を持っている。
プロトコル(儀礼・通訳用)ドロイドで、様々な人種が存在しているスター・ウォーズ世界で、それら種族の仲立ちとして相互作用できるように設計されている。600万を越す宇宙言語や暗号、各種族の儀礼に精通しており、初対面の人にいつもその事を吹聴する、やかましい性格。イギリス英語のアクセントで話す。人間の行動や心理への理解があると豪語しているが、常時しゃべりまくる性格が鬱陶しがられており、非常に重要なことを伝えようとしても相手にされていない場面も多く、挙句の果てには電源を切られてしまったりと、その空回り具合が笑いを誘う。
身長わずか66cmのジェダイ・マスターで、銀河唯一の存在であるグランド・マスターの称号を持ち、生ける伝説と称される人物である。脚力は特別に発達しており、戦闘においては、ライトセーバーを手に、変幻自在に跳ねまわる体術(フォームIV「アタール/アタロ(Ataru)」に種族特有の運動能力を掛け合わせた発展型と思われる)を駆使する。その実力はジェダイの中でも屈指のものであり、ライトセーバーの腕、フォースの強さ共に史上最強と云われ、かつての弟子であるドゥークー伯爵や宿敵ダース・シディアスと肩を並べるほどである。フォースを操る力は晩年になっても衰えず、戦闘機を持ち上げて動かしている
ダース・シディアス。本名パルパティーン(Palpatine)は、銀河共和国最後の元老院最高議長であり、銀河帝国の初代皇帝でもある。また、彼はダース・ベインの掲げた2人の掟に従った最後のシスの暗黒卿であり、銀河系の歴史上において最も強大なシス卿の一人であると考えられている。エピソード4~6では、銀河帝国の最高権力者ゆえ矢面には立たず、弟子のダース・ベイダーが彼の手足となり帝国の恐怖を体現する象徴的存在として働いた。
ジェダイ・マスターであり、オビ=ワン・ケノービの師匠でもある。男優のリーアム・ニーソンが演じており、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場する。なお、一部(多くは書籍)において「クワイ=ゴン・ジン」とされている場合がある。これは英語に "Gon" という単語がないために正確な音をカタカナで表記することが難しいためである。映画内では俳優達は「ゴン」と発音しているが、日本語表記においては現在はほとんど「ガン」で統一されている。名前は日本語の「開眼人」から来ているといわれる。
他のニモイディアンと同じく、天性の競争心と殺人的なビジネス観を持ち合わせ、通商連合最高幹部会議で絶大な影響力を持つ。物語中では一貫して、通商連合の総督(通商連合の最高権力者)の地位にある。このためガンレイ総督とも呼ばれる。死と労働を極端に嫌う種族であるため、彼の周りには多くのドロイドが配置されている。
外見は鼻もなく独特のエイリアン的醜怪な容貌で、スター・ウォーズの悪役キャラクターの中でも最も不人気なキャラクターの一人である。銀河系の公用語ベーシックを独特のアクセントで話し、比較的美声の持ち主でもある。
銀河共和国の末期、貧しい平民の家に生まれた。本名はパドメ・ネイベリー(またはナブリエ、ナベリー)。わずか27年の生涯の中で、故郷の惑星ナブーの封鎖から、クローン戦争、銀河帝国の誕生まで、パドメは何度も銀河の歴史の中心人物となってきた。銀河系で最も個体数の多い知覚種族である人間の中でもとびぬけた美貌と勇気のある決断力・行動力によってナブーのみならず、民衆の人気は非常に高かった。それゆえに何度も暗殺や身柄拘束の危機に陥るが、そうした途方もない危険に対して固い決意と大きな勇気を持って望んだ。女王や元老院議員としての活躍だけでなく、ブラスターの扱いや護身術にも長ける聡明かつ行動的な女性。
ナブー王室警備隊所属。ナブー王室に絶対の忠誠を誓い、歴代の王(女王)に仕えた。国王ヴェルーナの死後、ナブーの防衛隊のリーダーに任命され、通商連合の侵略が始まると彼は防衛隊を指揮した。宮廷の警備やアミダラ女王護衛の陣頭指揮をとり、ナブーの戦いの混乱の中、侵略者ヌート・ガンレイ総督らを捕え、無事女王を守り抜く事に成功した。パドメ・アミダラの女王任期満了後も、惑星にとどまり次期女王ジャミリアの警護についた。
ジャー・ジャー・ビンクスは非常に人が好くのんびり屋であるが、本人曰く「不器用さ」のために周囲に禍を撒き散らすという欠点があり、大規模な事故を何度も引き起こした。大変なトラブル・メーカーで、周囲から疎まれることもしばしば。そのために、ジャー・ジャーはグンガン人の主要居住地区である水底都市オート・グンガから追放された身の上であった。グンガン人の伝統的な考えである「命の借り」の理念に則り、ジャー・ジャーは、クワイ=ガンとその弟子オビ=ワン・ケノービに付き従い、激動の運命に身を投じることとなるのだった。
惑星ナブーの先住民族であるグンガン族の族長であり、また同時にグンガン族の自警組織で、民兵から成る「聖なる軍隊」の最高司令官でもある。その巨体や尊大な態度とは裏腹に、非常に思慮深く、また聡明である。 やや激し易いようにも見えるが、それは社交的な対応において、感情をも相手とのコミュニケーションを計るための道具として使っているためである。
頭部に十本ほどの短い角を持つエイリアン種族ザブラクであり、ザブラクの出身惑星であるイリドニア出身と考えられていたが、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン3による後付け設定で実際はダソミアとなった。同族に、ジェダイ・マスターのイース・コスやエージェン・コーラー、実弟で後にドゥークー伯爵の弟子となるサヴァージ・オプレスがいる。全身に赤と黒の刺青をしている。
彼は惑星タトゥイーンで宇宙船中古部品を売る商人で、身長は137cm、小さな羽を忙しなく動かし、飛ぶ事が出来るという、ファンタジー文学から抜け出てきた使い魔のような風貌の人である。惑星トイダリア原住のトイダリアンという種族の出身で、種族的な性質からフォースによる心理操作は通用しない。アナキン・スカイウォーカーとシミ・スカイウォーカーが奴隷だった時の所有者でもあった。
主人公、アナキン・スカイウォーカーの母親。アナキンの父親は存在しない(本人も妊娠するような覚えはないと言っている)。諸説あるが、アナキンはフォースによって生み出されたと考えられている。惑星タトゥイーンで部品屋を営んでいるワトーの奴隷であったが、息子のアナキンは9歳の時、その類まれなるフォースを見出され、ジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンに解放される(シミの発言によると、アナキンが旅立った時期はアナキンの10歳の誕生日に近かったらしい)。後に自身も、タトゥイーンの砂漠で水分農場を営むクリーグ・ラーズに解放され、結婚した。
非ヒューマノイド人種ハットに属する、カエルのような上半身に太り過ぎたヘビのような下半身という姿の巨漢。その性格は強欲にして冷酷、大胆にして野蛮ではあるが、自分に利益をもたらす相手には比較的寛大である。銀河系の公用語であるベーシックを話さず、母星ナル・ハッタの言語であるハット語でしか話さない。
彼はジャバ・ザ・ハットの宮殿で執事をしている。ルーク・スカイウォーカーのフォースに操られてしまい、宮殿への侵入を許したので、ジャバに大目玉を食らった。彼へのプレゼントとしてやって来たドロイドの中でも、R2-D2を気に入っていた様子。後の小説の中であるが、ジャバの死後に脳の摘出手術をされてしまい、さらにその脳をクモ型ウォーカーに繋がれ、宮殿内を彷徨い続けた。
1000年にわたって政治家を輩出した有力な家系の出身で。旧銀河共和国の末期、2期8年にわたって議長職を務めたヴァローラムは、数少ない良心的な政治家だった。しかし、彼は同時に悲劇の人物でもあったのだ。ダース・シディアスの策略により根拠のない汚職の嫌疑をかけられてしまう。それでもなお、腐敗した共和国を立て直そうと必死の努力を続けていたが、正規の手続きに縛られカリスマ性に欠けていたため、なかなか実績を上げられなかった。
規律に厳しく冷静な判断を行うことで知られる。強大な戦闘能力を持ちながら、平和主義を重んじる人柄。元老院議会や議長のオフィスにも足繁く通い意思の疎通を図り、「政治」とジェダイ騎士団のパイプ役としても、その外交術を活かした。クローン大戦でも勇敢に戦い、その激しい戦線から生き残った一人である。
ライトセーバーの色はジェダイにしては異色の紫であるが、その原因はライトセーバーのクリスタルにある。普通のジェダイはライトセーバーを作るとき、自然のクリスタルを自分で採掘するが、メイスが使うライトセーバーのクリスタルは友に友情の証としてもらったもので、そのクリスタルが紫だったためである。
惑星スリア出身のエイリアン種族で、縦長の頭と二つの脳を持つスリアンのジェダイ・マスターであり、ジェダイ評議会のメンバーでもある。ジェダイ評議会のメンバーの中では非常に重要な地位にある。エピソード1の時は、ジェダイ評議会のメンバーの中で唯一ジェダイ騎士だった。また、アナキン・スカイウォーカーが初めてジェダイ聖堂に来た時に、アナキンが考えていることを述べた人物でもある。
ナブーでの戦いに活躍したパナカ隊長の甥で、ナブーの戦いでは若くして通商連合とのバトル・ドロイドと戦い、そこで右目を失明したが、その後もナブーの王室に仕え護衛を任されていた。クローン大戦の直前パドメ・アミダラを狙った暗殺事件の時も同行しており、その後もパドメを護衛した。
オルデラン王室に生まれ、若くして王位継承を巡る闘争に巻き込まれる。この争いは最終的に共和国が派遣したジェダイ・マスター・ジョラス・シボースの介入によって調停され、オーガナは王になると共に惑星の実質的統治者である総督の位にもついた。
その後、元老院議員選に出馬するため両方の位を他人に明渡すことになるが、オルデラン星系選出の議員としてみごと当選、持ち前の博識、知恵、道徳心を使ってここでもすぐに尊敬と信頼を集めるようになる。
彼女は「クローダイト」と呼ばれるエイリアンの一種で賞金稼ぎを生業とする「バウンディハンター」であった。人間の女性に擬態し、同じ賞金稼ぎのジャンゴ・フェットと手を組み、元老院議員のパドメ・アミダラの暗殺を企てたが、一度目はパドメ・アミダラの影武者であった侍女コーデが身代わりとなり爆死。二度目は護衛役のジェダイであるアナキン・スカイウォーカーの活躍で失敗に終わった上、潜伏先のバーでオビ=ワン・ケノービに腕を切り落とされて戦意を喪失する。そしてアナキンに詰め寄られ首謀者(ジャンゴの事)の名を言おうとした瞬間、ジャンゴのセイバーダートを喉に受けて絶命した。その時に元のエイリアン体に戻ってしまった。
ジャンゴ・フェットは惑星コンコード・ドーンで暮す素朴な農民一家の元で生まれ育った。しかしヤヴィンの戦いの58年前に起こったマンダロリアン・ショックトルーパー(マンダロリアン)の正統派(穏健派)と、デス・ウォッチ(過激派)との内紛に巻き込まれ、デス・ウォッチに家族を全員殺された。生き残ったジャンゴは正統派を率いるジャスター・メリールの元で修行を積み屈強な戦士に成長し、最強の賞金稼ぎとして銀河中に名前を轟かせた。
ジェダイマスターオビ=ワン・ケノービはパドメ・アミダラ議員を襲った暗殺者の口封じに使われた凶器の出所がわからず悩んでいた。その時、昔辺境の採鉱惑星オード・シガットで知り合い、今はコルサントにすんでいる知識の豊富なデクスターのことを思い出し彼を尋ねた。デクスターはその凶器が惑星カミーノで造られたカミーノ・セイバーダートだとすぐに見抜いた。そして、オビ=ワンにカミーノの住人は腕の立つ気難しいクローン職人で外界人を嫌っているが、大金をつかませれば親しくなれると教えたのだった。
初登場は、『エピソード5/帝国の逆襲』であり、ハン・ソロとミレニアム・ファルコン号を捕らえるためにダース・ベイダーが雇ったバウンティハンターたちの1人として登場した。ボバはベイダーお気に入りの賞金稼ぎであり、ボバもベイダーを信頼していた(コミック『ダーク・エンパイア』では「いい金をくれた」というセリフがある)。
水分抽出農場を営むクリーグ・ラーズの息子で、クリーグがシミ・スカイウォーカーと結婚したため、彼はアナキン・スカイウォーカーと義兄弟の関係になった。その後ベル・ホワイトスンと結婚し、農場を引き継ぐ。アナキン本人とは1度しか会っていないと思われるが、初めて会った時の状況からか、大して会話もしていない。それでも数少ない会話からは優しい人柄が見て取れる。
彼はシミ・スカイウォーカーに先立たれたため、男やもめである。またアナキン・スカイウォーカーの継父であり、オーウェン・ラーズの父親でもある。タトゥイーンのモイスチャーファームで彼はワトーからシミ・スカイウォーカーを受け取った。そして彼女を奴隷から解放して結婚した。数年後、シミがタスケンレイダーたちにさらわれ、仲間を募って救出に向かうも失敗。多くの死傷者を出し、彼自身も片足を失ってしまう。そして事情を知ったアナキンはシミの救出に向かい、死亡してしまう彼女の亡骸を持ち帰った。シミはクリーグの最初の妻と両親の隣に葬られた。
クワイ=ガン・ジンの師であり、クワイ=ガンの弟子であるオビ=ワン・ケノービは、いわば孫弟子にあたる。また自身はかつてヨーダのパダワンであった。その実力はジェダイ・マスター達の中でも群を抜いており、特に剣士としては対ライトセーバー戦用のフォーム「マカーシ」に習熟した達人として知られ、ヨーダやメイス・ウィンドゥらと肩を並べるとされていた。使用するライトセーバーは自ら考案した柄が湾曲した独特の形状を持つもので、手首のスナップを利用した変則的な刃の回転によって、より攻撃的な斬撃を可能としている。また難解な交渉にも長けており、ジェダイ騎士団を去るまでに数々の紛争を解決している。