『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』新キャラクター紹介


▼レイ(Rey)

新ヒロイン、レイは砂漠の惑星ジャク―に住む孤独な少女。演じるのはイギリス出身の若手女優デイジー・リドリー。

フォース感応力を持つ人間の女性で、エンドアの戦いのおよそ30年後にウエスタン・リーチの惑星ジャクーの苛酷な環境を生き抜いていたスカヴェンジャー(廃品回収業者)である。

住んでいるのはAT-ATウォーカーの残骸。戦場跡で集めた品々をニーマ・アウトポストで換金して生計を立てている。宮崎アニメのナウシカを思わせる雰囲気も。

5歳の時に砂漠の惑星に置き去りにされて以来、レイは家族が戻ってくるのを待ち続けていた。

銀河帝国と新共和国の戦場跡から金になる品を漁りながら、彼女は生きのびるための術を学び、整備士、パイロット、戦士としての優れた技能を身につけた。

レジスタンスのアストロメク・ドロイド、BB-8との遭遇がレイの人生を変えた。

出典ciatr.jp

EP4の若き日のルークを連想させる惑星、そして生活だが、レイは完全に天涯孤独。そんなレイが捕らえられたBB-8を助けるところから冒険が始まる。

クォータースタッフは廃物をサルベージした“ただの棒”。特別な機能はないが、やがてライトセーバーを使うことになる布石でもあるのだろう。

こちらもレイが廃物から組み上げた乗り物。地上から浮揚しつつ砂漠を駆け抜ける。

フォースの覚醒では、「レイはルーク・スカイウォーカーの娘なのではないか」となんとなく思わせるような描写がありましたが、彼女の両親の正体ははまだ明かされていません

公開前にはハン・ソロとレイアの子供という情報も流れていたレイだが、そうではなかったようだ。出自はまだ(一応)明かされていない。ただ、フォースを操る力を持っていることは劇中で明らかになっていく。

デイジー・イゾベル・リドリーは1992年4月10日生まれの23歳。2013年はイギリスのTVシリーズである「Casualty」で女優としてデビュー。その後「Youngers」「Toast of London」や「Silent Witness」などのTVドラマシリーズを中心にゲスト出演。2015年には「Scrawl」というインディーズ映画でスクリーンデビューを果たした。

▼フィン(Finn)

フィンはポー・ダメロンと出会い、途中からはレイと行動をともにしてストーリーを引っ張る重要な役どころ。演じるのはこちらもイギリスの俳優、ジョン・ボイエガ。

エンドアの戦いのおよそ30年後にファースト・オーダーに所属していたストームトルーパーである。

生い立ちは暗そうだけれど、シリアスキャラというよりはちょっと抜けたころもある憎めない役どころ。フィンがレイに「なぜジャクーに戻りたがる?家族か恋人が?」と聞くシーンでは「Boyfriend」だけしつこく2回聞いている。

もともとは砂漠の惑星ジャクー出身ですが、誘拐されてファースト・オーダーにFN-2187という番号で登録されています。

2187はエピソード4でレイアが捕らえられて入っていた独房番号と同じ数字。

フィンという名前は、ファースト・オーダーによって捕らえられたポー・ダメロンがつけた名前です。

フィンは、ストームトルーパーでありながらも悪役ではないようで、罪のない村人を帝国軍の襲撃から逃したりする平和主義の好青年。

ストームトルーパーとしてはずっと清掃の仕事などをやっていたらしく、戦闘に参加したのは初めて。しかも場所は自分の故郷の星。罪なき人々を襲撃して殺すという任務に耐えられず、脱走を図る。

出典ciatr.jp

劇中ではフィンが青のライトセーバーを使うシーンもある。だが、彼はジェダイではない(フォース感能力があるかは不明)。ライトセーバーはジェダイやシスが使えば特別な威力を発揮する古代の武器だが、フォースのない人間でも使うことができる。「帝国の逆襲」ではハン・ソロがセーバーを使ってトーントーンの腹部を掻っ捌くシーンがある。

ファースト・オーダーのストーム・トルーパーとして働いていて、ファースト・オーダーの仕組みを詳しく知るフィンは重要な役割を握ります。

ジョン・ボイエガは1992年3月17日生まれの23歳。スパイク・リー監督に認められ、マイク・タイソンの青年時代を描くTVドラマ「Da Brcik」で主役である若き日のマイク・タイソン役に抜擢されたこともあるが、このドラマは企画自体が流れてしまったそう。

▼ポー・ダメロン(Poe Dameron)

敵ファースト・オーダーに対抗するレジスタンスのリーダーであるポー・ダメロン。演じるのはオスカー・アイザック。

この記事を書いた人 Wrote this article

TOP