ジャー・ジャー・ビンクスって誰?
種族は惑星ナブーの原住民であるグンガン人で、性別は男性。身長は196cmである。
グンガン人とはエピソード1の舞台である惑星ナブーの湖で暮らしている両生類型の種族です。巨大な水中都市を築くほどの技術を持っていますが、登場時のビングス君は都市を追い出されて自給自足の生活を送っています。
クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービに力を貸し、彼らと共にタトゥイーンやコルサントを旅した。
惑星ナブーの危機を救いに来たジェダイの二人と旅を共にした彼はまさに名脇役でした。そこ!迷惑役とか言わない!
この出会いをきっかけに、ジャー・ジャー・ビンクスは、グンガンと人間との架け橋となります。
長い間、水中で暮らすグンガン人と地上に住むナブー人(人間)は交流を持っていませんでした。しかし、ビングス君がきっかけとなって二つの勢力は手を取り合い、大いなる危機に立ち向かっていったのです。その時歴史が動いたを地で行く活躍をしたんですよ彼は!
そして10年後、ジャー・ジャーはパドメ・アミダラ議員と共にナブーを代表する準惑星代表となり、コルサントに滞在していた。
さらにさらに!故郷の危機を救った後、彼はナブーの代表として元老院議員となっていました。元老院とは銀河共和国に属する様々な惑星の代表が集まる場所で、日本の国会に当たる所ですね。無職から国会議員という脅威の出世です!
で、なんで嫌われてるの?
映画史上もっとも不愉快なキャラクターに、「スター・ウォーズ」のジャー・ジャー・ビンクスが選ばれた。
まず顔がめっちゃキモいと不評でした。グンガン人は水の中で生活しているためカエル・・・もといあの独特の顔つきになったのでしょう。
声も話し方も酷かった
笑いガスを吸ったような声
彼の独特な声が癪に障った人が多かったようです。しかし、問題は声だけでなく話し方にもありました。
めちゃくちゃ崩れた黒人英語
実は英語版だと、ジェダイや共和国の上層部が使うのはイギリス英語。元奴隷のアナキンたちはアメリカ英語。そして我らがビングス君は崩れた黒人英語。いくらフィクションとはいえこれでは色々と勘ぐってしまいます。
発音や態度が黒人など特定の人種を嘲笑的に扱った過去の映画を思い起こさせる
監督のジョージ・ルーカスは想像上の産物であると反論したようですが・・・例えば、外国の映画にステレオタイプな日本人の言動をするキモい生き物が出てきたら嫌がる方も多いのではないでしょうか。
クワイ=ガン・ジン「おかげで死にかけたぞ。脳ナシか?」
登場時ビングス君が水中都市を追放されていたのは、なんと彼のおっちょこちょいで都市を滅茶苦茶にしてしまったからなのです。
故郷を危機にさらしていたのは敵ではなく、彼だったという皮肉・・・
トリックスターとしての意味である。
トリックスターとは作中の空気を壊して場を和ませる役割を持っているようですが、彼の場合それに失敗して観客を苛立たせるだけだったようです。
完全に道化役で子供向けのキャラクターだから、観客は子供扱いされていると感じたのでしょう。ファンたちはもっとシリアスなストーリーを望んでいました
ジャー・ジャー・ビンクスを担当した声優さんの分析です。たしかにエピソード1はかなりシリアス寄りの作品でしたね。
どれだけ嫌われているの?
ゴールデン・ラズベリー賞の最低助演男優賞を獲得するという快挙まで成し遂げてしまった
ゴールデン・ラズベリー賞とはアカデミー賞の真逆で、その年の最低な映画を表彰するというものです。ビングス君はCGでの出演なのに最低助演男優賞を獲得してしまいました。
Ways Jar Jar Binks Should Die!
海外の有志によってビングス君の殺し方リストが作られています。ダース・モールに切られる、宇宙空間に放り出す、ニューヨーク市警に逮捕される(!?)etc・・・