スター・ウォーズ ライトセーバーバトルランキングトップ11


第11位:オビ=ワン vs グリーヴァス将軍 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

2005年公開『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より
どこからどう見てもサイボーグのグリーヴァス将軍はアニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』では活躍していたものの、薄っぺらいキャラクター、1対1でオビ=ワン級のジェダイと戦うべきランクのヴィランではありません。
さらにバトルも矛盾だらけです。なぜオビ=ワンはわざわざ敵で溢れるハンガーへ飛び込んでいったのでしょうか?グリーヴァス将軍はその時にオビ=ワンを撃ち殺す命令をクローンたちに出せたはすです。
ふたりのライトセイバーバトルが始まった後は予想通りのことが続くだけ、力の差が歴然であるためすぐに決着がついてしまいます。

第10位: オビ=ワン vs ダース・ベイダー 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

1978年公開『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』より。
『新たなる希望』のオビ=ワンとダース・ベイダーのバトルはファンがよくシリーズ最悪のライトセイバーバトルに挙げることで知られています。
1978年当時は強烈なサウンドトラックや斬新な特殊効果に惑わされた人がいましたが、他のライトセイバーバトルと比べてしまうと単調に見えます。
ジョージ・ルーカスが元々考えていたライトセイバーバトルのコンセプトは伝統的長剣バトルだったと言われています。しかし、製作時に様々なトラブルを抱えたことでライトセイバーバトルの殺陣にかけられる時間があまりなかったのでしょう。

第9位: アナキン・スカイウォーカー&オビ=ワン vs ドゥークー伯爵『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

2005年公開『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より
『シスの復讐』の冒頭、アナキンとオビ=ワンはインビジブル・ハンドでドゥークー伯爵と対峙することになります。
アナキンはドゥークー伯爵の両腕を切り落とした後、パルパティーンに扇動されて首まではねることに。これはアナキンがダークサイドへ堕ちる大きなきっかけとなった場面です。それだけで上記二つのバトルよりも上位なことは明らかでしょう。
しかし、この場面はもっと素晴らしいライトセイバーバトルになる可能性を秘めていました。もしも、ダース・モールが生きていて、ドゥークー伯爵が存在していなかったなら、きっとクワイ=ガンのリベンジをするためにアナキンがダース・モールの首をはねていたはずです。
これはあくまでもしもの話ですが、シリーズ屈指の名場面になっていたはずです。

第8位:クワイ=ガン・ジン vs ダース・モール(タトゥイーン)『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

1999年公開『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』より
ダース・モールは登場作が『ファントム・メナス』1作ながら、大きなインパクトを残したヴィランです。砂漠でのクワイ=ガンとダース・モールのライトセイバーバトルはシリーズで最も短いバトルのひとつではあるものの、失望には値しません。
しかし、他の『ファントム・メナス』の場面と同じように、ロジカルな部分で穴があることが残念なところです。
バトルが繰り広げられていた時にオビ=ワンが近くにいましたが、クワイ=ガン・ジンのフォースの乱れに気づいている様子はありませんでした。
また、あれだけアクロバットな動きが可能なダース・モールならば自慢の跳躍力を活かしてクワイ=ガンの宇宙船へとジャンプして乗り込むことが出来たはずです。

第7位:メイス・ウィンドゥ vs パルパティーン『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

2005年公開『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より
メイス・ウィンドゥとパルパティーンのライトセイバーバトルは短いものの、パルパティーンの正体がシスであることが明らかになる、ストーリー上とても重要な場面に繋がります。
メイスがパルパティーンを追い詰めた後、パルパティーンはパドメを餌にしてアナキンを誘惑、アナキンは揺れ動く心の中でメイスを裏切り殺害してしまいます。
アナキンは決して戻れない1歩を踏み出し、完全にダークサイドへ堕ちた瞬間です。

第6位:ヨーダ vs パルパティーン『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

2005年公開『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より
『シスの復讐』のヨーダとダースシディアス(パルパティーン)のバトルは新3部作の中で不可欠、義務と言っても過言ではないシーンです。
スター・ウォーズファンの中でヨーダとシスの暗黒卿のライトセイバーバトルを見たくない人はいないでしょう。
ジェダイマスターヨーダがライトセイバーを失う場面を描いたことで、『エピソード5』のエピソードと繋げることに成功しています。さらに、シーンのシリアスとエンターテイメントのバランスが絶妙に計算されていることも加点のポイントです。

第5位:ルーク・スカイウォーカー vs ダース・ベイダー『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

1983年公開『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』より
80年代に子供時代を過ごした大人たちにとって『ジェダイの帰還』クライマックス、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーのバトルには特別な思いがあるはずです。
マスクに隠されていたダース・ベイダーの真の姿が明らかになる歴史的瞬間へとつながるライトセイバーバトル、数百回はリピートする価値があります。

第4位:オビ=ワン、アナキン、ヨーダ vs ドゥークー伯爵『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』

2003年公開『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』より
『クローンの攻撃』ラスト10分、アナキンとオビ=ワンがドゥークー伯爵の前に現れてバトル開始。しかし、ふたりはあっさりと敗れて絶体絶命の状況へと追いやられてしまいます。
そこに救世主としてマスターヨーダが参上します。フォースバトルの後、観客が目にしたのは本気のヨーダでした。
それまでヨボヨボ歩いていた姿はまるで仮の姿、踊るように舞いながらライトセイバーを振り回すヨーダの姿に多くの観客が度肝を抜かれました。
戦っている時のヨーダは完全に二枚目で、誰もが惚れてしまうカッコよさです。

第3位:オビ=ワン vs アナキン・スカイウォーカー『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

2005年公開『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より
今作でオビ=ワンはクワイ=ガン・ジンが間違った選択をした現実と向き合わざるを得なくなります。アナキンに必要なことはもはや救済ではなく、この世から消えてもらうこと、そのことにオビ=ワンは気づいてしまいます。
そしてムスタファーで始まったオビ=ワンとアナキンのライトセイバーバトル、燃え盛るマグマの前で繰り広げられるバトルはエンターテインメント性ではナンバー1です。
『ジェダイの帰還』のルークとダース・ベイダーのバトルのように、感情を揺さぶるバックグラウンドもあります。
パドメを失う恐怖に囚われてダークサイドに堕ちたアナキンは師であるオビ=ワンを殺す気で襲い掛かり、オビ=ワンは弟子を殺す他に選択肢がないと悟ります。
約20年後に二人が再び対峙することを知っているだけに感慨深い場面です。
この場面を観た後に『新たなる希望』を見返せば、ヘルメットに隠されているダース・ベイダーの感情をより深く想像できるようになります。

第2位:ルーク・スカイウォーカー vs ダース・ベイダー『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

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