[スターウォーズ] ジェダイの魂に見習う 強くなるためのジェダイの精神


ジェダイのヒーロー ルーク・スカイウォーカー

ジェダイ(Jedi)は、銀河を司るエネルギー「フォース」と光刃を形成する剣「ライトセーバー」を用いて戦う、銀河系の自由と正義の守護者を指す。

ジェダイの規律 ジェダイ・コード

ジェダイ・コード(Jedi Code)はジェダイ・オーダーのメンバーの行動規範となる教義である。ジェダイ・コードは他者に怒りを向けることを禁じており、フォースのダークサイドへ至る感情を捨てるよう説いていた。
ジェダイの掟は丸腰の相手を殺すことや、復讐のための戦いを禁じていた。

感情はない、平和がある。
無知なはい、知識がある。
執着はない、平静がある。
混乱はない、調和がある。
死はない、フォースがある。

フォースのライトサイドは誠実さ、思いやり、慈悲、自己犠牲などの正の要素を含んでいるとされるフォースの一側面。

旧ジェダイ・オーダー
・恋愛・結婚禁止。
・年齢制限あり。
・物心つく前に親元から引き離して養育する。

新ジェダイ・オーダー(創設者:ルーク・スカイウォーカー)
・恋愛・結婚許可(執着は禁止)。
・年齢制限なし(老齢に達してから訓練を始めた者もいる。訓練の開始は本人の自主性を尊重。)

ジェダイ・コード 1. 平和

「ライトセーバーでの戦いを勝利と敗北の2つの結果だけとは見るな。全ての戦いにはさまざまな結末がある。
もし、ライトセーバーでの戦いにおいて勝利にのみ集中するのなら、それは自分の勝利に泥をぬることになり、勝利は敗北よりも悪い結果になる。悪い勝利をするよりも、負けるほうがいいのだ。
そして、戦いはいつも勝った負けたではなく平和に終らせるのが良いのだ。」 – Rekpa De

弱い者を守る。
ジェダイは弱い者をしいたげる人たちから守ることも行う。
個人レベルでの圧力から、より大きなスケールである国民、生物を奴隷にしているまでの状況に対応する。
しかし、ジェダイたちは全ての本当の姿というのは、見たとおりと一致しないことも教えられている。
そのため、ジェダイたちはジェダイたちのモラル・道徳律と衝突することがあっても他の文化を尊重することになっている。
また、ジェダイたちは管轄区域の外で行動しないように言われている。そして、自分の行動に伴う結果についても考えることも教わる。

状況に応じて、ジェダイはアドバイス、注意が必要なときに言葉か行動でサポートすることを教えられている。

ジェダイ・コード 2. 知識

ジェダイたちは、必要最低限のものしか持ってはいけない。これには2つの理由がある。
1つ目の理由は、物をたくさん持つことでフォースから意識がそらされるからことだ。
2つ目の理由としては、ジェダイたちは、任務が言い渡されてからすぐに旅立たなければいけない、そんなときにたくさんの物を持っていると重荷になってしまい、すぐに行動できなくなる。

正直さはジェダイが最初に学ぶ責任の1つである。ジェダイは必要であれば真実を誇張することも許されているが、基本的にそのようなことは控えている。
正直なジェダイはいつも自分とマスターと評議会に対しても正直である。

ジェダイは本人が約束を守れるか分からない約束はしてはいけないのだ。
ジェダイは約束をする前に自分のマスターに相談することが歓迎されている。

ジェダイマスターは自分の弟子を尊敬の念をもって扱わなければいけない。
自分の弟子を人前で避難したり、自分の意見と合わなかったからといって処罰してはいけない。
このことにより、弟子は自信をつけていき、ジェダイマスターと弟子の関係もより強いものになる。

弟子たちは自分のマスターたちに尊敬の念を示さなければいけない。
特に人前での議論のときに、弟子は自分のマスターに反対してはいけないと教わる。
そして、他人との会話のときに弟子たちは自分のマスターたちが自分を紹介するまでは、自己紹介をしてはいけない。
逆にマスターたちは自分の弟子たちの行動にもマスターが責任を取ることになる。

法律を敬う。
ジェダイの重要な役割の1つとしては共和国の平和と正義を守ることだ。
だから、法律よりも上にいるジェダイはいない。だからジェダイは他の人同様に法に従うことが通常となっている。
ジェダイは法を侵す必要があるときとその結果の責任を取るときのみ、法を侵すことを許されている。

ジェダイたちは何があろうと殺人を犯してはいけないことを誓う。
しかし、もし生死の葛藤に直面したときに、自分のミッションを全うするための殺人は許される。
しかし、この行為は称えられないし、フォースのダークサイドに行ってしまうことの呼び水になってしまう。
しかしこの行動が他の命を救ったり、フォースの意志に基づいたものであれば、正当化される。
ジェダイたちはこのように殺された人たちとその回りの人たちが苦しむことも考えるように教わっている。
ジェダイで相手に対しての気遣い、思いやりがないジェダイはダークサイドへの道をたどることになる。

ジェダイは共和国に従い、法と秩序を支えること、そして国民を守ることが期待されている。
しかし、ジェダイたちは共和国のヒエラルキーのどこにも位置せずに、呼ばれたときだけ従うようにしている。それ以外のときは何もせずにいる。

ジェダイ・コード 3. 平静

克己心 こっきしん
自分の欲望をおさえる心。自制心。

恐れ、怒り、苦痛といったものは心を蝕む負の感情です。
そしてこういった負の感情は、相手に対する憎しみであるとか、
相手を負かしてやろうといった気持ち、
その他の悪い感情に繋がっていきます。

恐怖心や己の中の負の感情に打ち克つ、
とか平和のためにその力を使う。
この精神も平和の為に強大なフォースの力を使い、ダークサイドから離れるジェダイの精神と通ずると思うのです。
ジェダイの精神は、武士道に広く通じる精神、

どんなときでも冷静さを保つこと
焦らない
自分の感情に捕われない
自分の価値観を持っていること

ジェダイ・コード 4. 調和

「ジェダイが回りの人から受け入れられるかの保証はない。皆と同様に、ジェダイが人に受け入れられるか否かは彼の行動にしだいである。自分のことを他の人よりも重要だと思っているジェダイは、回りから相手にされなくなる。」 – ドゥークー伯爵
ジェダイマスターは自分への執着を捨て、フォースの意志と共に歩むことを誓った。

「自信過剰は良くない、なぜならジェダイは全ての可能性を計算するわけではないからだ。彼は自分のキャパシティーを読み取ることに失敗している。なぜなら、彼は自分の成功のためにしか計画を立てていないからだ。
自分が成功することを前提としているのだ。全てのジェダイは全てのタスクにおいて失敗する可能性への対処も必要だ。」 – ヴォド=ショスク・バス
多くの若いジェダイの見習いは、フォースの使い方を学んでいるときに、自分は何でもできると思い始める。そして多くの若いジェダイたちが自分の能力よりの遥かに高い仕事に無謀に挑戦をして死んでいる。

リアル・ジェダイ

英ウェールズ在住のケビン・コタムさん(46)は映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンで、約2年前から毎日ジェダイのローブを着てライトセーバーを持って暮らしている。

かつては禅宗徒だったというケビンさんだが、自分により合う宗教をインターネットで検索。『スター・ウォーズ』のジェダイにインスピレーションを与えたといわれる古代エジプトの魔術師「ジェディ」を知ったのがきっかけだったようだ。

約2年前から毎日ジェダイのローブを着てライトセーバーを持ち歩き始めると、彼の生活は一変した。
街を歩いていると、奇妙な格好をした変人扱いをされるという。しかし、ウェールズ・リルの地方自治体と警察は、彼の生き方に理解を示してくれたそうだ。ライトセーバーを宗教的なアイテムとして登録するように伝え、合法で常に持ち歩けるように取り計らってくれたとか。

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