新たな三部作が制作決定!
シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の12月公開を前に、『スター・ウォーズ』シリーズの新たな三部作の製作が決定。
「スター・ウォーズ」の10年ぶりの新作として大ヒットを記録した「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くシリーズ作品で、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを探し当てた主人公レイがたどる、新たな物語が描かれる。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が1作目の監督、脚本を務めることをルーカス・フィルムが9日(現地時間)、発表した。
映画監督、脚本家。
長編映画監督デビュー作『BRICK ブリック』が2005年のサンダンス映画祭で上映され、審査員特別賞を受賞した。
他に映画では『ブラザーズ・ブルーム(2009)』、『LOOPER/ルーパー(2012)』などの作品を監督・脚本を行っている。
テレビシリーズでは『Terriers』や『ブレイキング・バッド』の監督をしている。
同時にこのことは、別の意味も含んでいる。つまり、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(日本公開は12月15日)は、とてつもなく素晴らしい出来映えであろうということだ。
『最後のジェダイ』は最高作となる!?
そもそも、それを疑う余地はない。 確かにルーカスフィルムの周辺では、今年は多くの波乱があった。
『エピソード9』(19年公開予定)と、ハン・ソロを主人公としたスピンオフ作品『SOLO:A STAR WARS STORY』(原題、18年公開予定)の両方で、当初の監督が降板となったのである。
ルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディは「私たちは皆、『最後のジェダイ』でライアンとの仕事を素晴らしいと思いました」「ライアンは、新しい三部作というまっさらなキャンバスに驚嘆するようなことをしてくれるでしょう」とコメントしている。
ジョンソン監督とバーグマンは「『スター・ウォーズ』は最高の現代神話であり、貢献できることをとても幸運に感じています。新シリーズと共に歩み続けることが待ち遠しくてたまりません」と共同でコメントしている。
ジョンソン監督は発表を受けて、ツイッターでも「言うまでもなく、皆さんに『最後のジェダイ』を気に入ってもらいたいと思っています。
でもいまは、本当に皆さんに『最後のジェダイ』を好きになってもらいたいと願っています」と改めてつぶやいた。
ではどのような物語になるのか?
ジョンソン監督と長年組んできたプロデューサー、ラム・バーグマンが製作に当たり、スカイウォーカー家のサーガとは別の物語を展開する。
発表によると、「いままでの『スター・ウォーズ』で描かれなかった、銀河の一角から来た新しいキャラクターたちが登場する」とのこと。
新しい3部作の詳細については、はっきりしていない。
ルーカスフィルムの発表によると、ジョンソンが脚本と監督を担当する新しい第1作目は、現在のスカイウォーカーの物語とは切り離し、スター・ウォーズ未踏の領域に踏み込んで、新しいキャラクターや伝説を紹介することになるという。
しかしこれらが、いままでのエピソードやソロを単独で扱ったスピンオフ映画などとと結びつくかどうかは、まだ不明だ。
新しい3部作の公開予定日についても発表されていないので、いつどこで、この3部作が公開されるのかは、ちょっとしたミステリーである。
さらに実写ドラマも制作!?
このほか、ディズニーが独自に立ち上げる映像配信サービスに向けて、『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズを初めとする作品が企画されていることも明らかになった。
これは、ウォルト・ディズニー・カンパニー会長兼最高経営責任者(CEO)のボブ・アイガーが、11月9日(木)に行われた同社の四半期決算報告の場で明かしたもの。
'Monsters Inc.' and 'High School Musical' series will also debut on the streaming service.