ダースベイダーとは
帝国軍における地位
銀河帝国成立時から、長らく皇帝パルパティーンの右腕として活躍した彼だが、その地位は最初から必ずしも高いものではなかった。かつてターキンは存命中、皇帝に次ぐ帝国第二位の絶対的地位に留まり続け、ベイダーにとっては明確な上位者として君臨していた。
ヤヴィンの戦いにおける指揮官の一人であったベイダーは、度重なる失態によって皇帝の大きな不興を買っていた。
皇帝はデス・スター司令官の中で唯一、その脆弱性を指摘していたカシオ・タッグを大将軍(銀河帝国最高司令官)に任命し、ベイダーをその配下に格下げした。
戦闘能力
オビ=ワン・ケノービとの決闘で負った重傷と後遺症から、皇帝ダース・シディアスをも遥かに凌ぐと予見されていた潜在能力の全てが開花することはなくなったが、
シディアスの下で暗黒面の攻撃的なフォースの術技を学んだことと、
持ち前のライトセーバーの剣技やスターファイターの操縦技術は依然として高い実力を誇っていた。
ダースベイダーの正体
自身がルークの父親であることを告げて、自らの手ほどきでフォースの暗黒面に引き込み、まだ開花していないルークの潜在能力を解放させようと考え、
皇帝を倒し親子で銀河を支配しようと誘うが、拒否されてしまう。
それに対して、既にベイダーの野心とルークの高い潜在能力に気付いていた皇帝は、ルークをベイダーに代わる新たな弟子として迎えるべく、ベイダーとルークの決戦を仕組んだ。
皇帝の玉座の前でのライトセーバーでの闘い、ルークは勝利しますがとどめを刺しません!皇帝からの暗黒面への誘いを断ったルークへ容赦なくパワーで襲い掛かる皇帝、
それを見て息子を助けるベーダー!皇帝をエネルギー炉に落とし倒すも激しく傷つき瀕死の状態に!
最期はルークに生命維持装置であるマスクを直に顔を見せてくれと外させ息子の腕の中で息絶えます。
ラストでは
作戦が大成功に終わり、エンドアで祝杯を上げるルークたち。
かつての勇敢なジェダイ騎士、オビ=ワンとヨーダ。そしてダース・ベイダーになる前のルークの父、アナキン・スカイウォーカーがその光景を見守っているのでした・・・。
ダース・ベイダーの過去
コルサントにてジェダイのテストを受けるが、「未来が曇っている」として入門を断られる。しかし、
クワイ=ガンの任務に随ってナブーに赴き、
ナブー・N-1スターファイターに乗って戦闘に参加、ナブーを侵略していた通商連合の司令船を爆破して全てのドロイドを機能停止させ、見事にナブーを勝利に導いた。
類い稀なフォースの持ち主だったアナキンは、ライトセーバーを用いた戦闘ではジェダイ騎士団の中でも最強クラスの実力を身につけた。
クローン大戦では遺憾なくその才覚を発揮し、戦争下での実戦はアナキンの戦闘力をますます高めていった。
大戦中盤には、『エピソード2』ではジオノーシスでは全く敵わなかったドゥークー伯爵に比肩するほどの実力に成長した
暗殺の危機に晒されていたパドメを保護するため、ジェダイ評議会はアナキンに護衛の任務を命じる。
アナキンは初めての単独任務に不安を感じながらも、パドメの側にいられる喜びを感じずにはいられなかった。
パドメの故郷ナブーで二人は恋に落ちてゆくが、これは恋愛感情が執着を生み、不安、恐れ、嫉妬、憎悪といったダークサイドへ繋がるとされるジェダイの掟に反するものだった。
二人の恋は破滅を意味しているとして、アナキンの求愛も一度はパドメから拒まれる。
タスケン・ライダー【部族】は、アナキンの母を連れ去らい、重症を負わせる
アナキンは、母と再会するが
母はしばらくして息を引き取る
アナキンは激高して
タスケンの集落に乗り込み
ライトセイバーでタスケンを皆殺しにした
クローン戦争の1か月前、タスケン・レイダーの部族が水分農夫クリーグ・ラーズの妻、シミ・スカイウォーカー・ラーズを誘拐した。シミはタスケンの拷問を受けて命を落としたが、息を引き取る直前、救出に駆け付けた息子アナキン・スカイウォーカーと再会する。
アナキンはジェダイ・パダワンとして訓練を受けている最中だったが、怒りのあまり我を忘れて教えに背き、キャンプにいたタスケン・レイダーを女子供も含めて皆殺しにした
シーヴ・パルパティーン最高議長と個人的な親交を深めたが、ジェダイ評議会は戦争を利用して権力を拡大する議長に疑惑の目を向けていた。
戦争の終盤、アソーカは反逆罪の濡れ衣を着せられてジェダイ・オーダーから追放され、最終的にはスカイウォーカーのおかげで疑惑を晴らしたものの、結局ジェダイに戻ることはなかった。