『スター・ウォーズ』
『スター・ウォーズ』は米国の「20世紀FOX」によって配給された作品ですが、最初、20世紀FOXは(正確にはどの映画スタジオも)映画化に関心を見せませんでした。それはSF映画なんて当時は二流のSFマニア向け映画だと観られていたからです。
スターウォーズは、原作を持たないオリジナル企画作品で、オリジナルである映画からほかのメディアへ展開し、商業的に世界的規模で大成功した最初の映画となった。ジョージ・ルーカスのオリジナルなのです。
ルーク・スカイウォーカー
当初、ルーク・スカイウォーカーの名前は、ルーク・スターキラーとされていた。クランクイン後しばらくの間は、スターキラーのままだった。
ダース・ベイダー
『エピソードV 帝国の逆襲』のクライマックスシーンで、ダース・ベイダーがルーク・スカイウォーカーに言うセリフ「No. I am your father(違う。私がお前の父親だ。)」は、出演者や製作スタッフなどから映画公開前に漏れるのを防ぐため、ルーカスは撮影の時、ダース・ベイダー役に本来のセリフとは全く別のセリフを言わせ、完成直前にアフレコで「No. I am your father」のセリフに差し替えるというネタバレ防止策をとっています。(撮影時のダース・ベイダーのセリフは「Obi-wan killed your father!(父親を殺したのはオビ=ワンだ)」。
このベイダーのセリフを言わされた俳優、デヴィッド・プラウズは「本当のセリフを知っていたらもっと違う演技をしたのに、」と不満だったそうですが、彼は試写会で本当のセリフを聞き、椅子から滑り落ちるほど驚いたとか。
C-3PO・R2-D2
C-3POやR2-D2のモデルは黒澤明『隠し砦の三悪人』を参考にしている。
2人のコンビが言い争うユーモラスさを参考に制作しているのだと思われます。
オビ=ワン・ケノービー
旧三部作オビ=ワン・ケノービー役のアレック・ギネスは、スター・ウォーズへの出演を後悔していた。しかしギネスは、彼が登場した旧三部作の全興行収入の2%を支払うよう、製作側と交渉。9500万ドル(約10億円)もの収入を得た。
ヨーダ
ライトセーバー
ジェダイの武器は普通の剣にする予定だった。
当初は強さであったり名誉などを象徴するようななものとして、ジェダイの騎士には剣を持たせてようと考えられていました。しかし、スターウォーズはSF映画なのでもっと未来を感じさせるような武器がふさわしいということになり、光輝く剣であるライトセーバーが誕生することとなりました。
ライトセーバーは、アデガンクリスタルという天然鉱石を1個から3個ほど使用してジェダイ自身で組み上げて作られています。シスの騎士は、人工のアデガンクリスタルを邪悪な思いを込めて制作するので、光刃が赤くなるとされています。天然の鉱石から作られるものでは、青や緑、紫色などがあり、ジェダイは主に天然のクリスタルを使用してライトセーバーを使っています。
制作裏話