- 2024-05-13
プライド将軍は、ファースト・オーダーの忠誠将軍という高い地位にある軍人で、カイロ・レンの部下として活躍します。彼の出身や経歴、性格や役割、そして演じた俳優についても見ていきましょう。
プライド将軍のプロフィール
- 名前:エンリク・プライド (Enric Pryde)
- 種族:人間
- 性別:男性
- 身長:1.88メートル
- 毛髪の色:灰色
- 瞳の色:青
- 肌の色:白色人種
- 出身地:惑星アルサカン
- 所属:銀河帝国→ファースト・オーダー→ファイナル・オーダー
- 階級:忠誠将軍
- 旗艦:<ステッドファスト>
プライド将軍は、銀河帝国が銀河系を支配していた時代に生まれ育った人物です。彼のイデオロギーは帝国のニュー・オーダー思想によって形成されました。帝国軍のベテランとして、ジャクーの戦いで新共和国に敗北した後も帝国の残党として未知領域へ退却しました。彼は“ハイ・ヒューマン”と呼ばれる人間至上主義者であり、帝国の文化と文明が復活する日を待ち望んでいました。そのため、帝国の後継政府であるファースト・オーダーに加わり、最高指導者スノークのもとで第2派と呼ばれる予備軍の指揮官を務めました。スノークが死亡した後は、新たな最高指導者となったカイロ・レンに忠誠を誓い、ライバルであるハックス将軍よりも高い地位につきました。彼は最高評議会の一員として、カイロと銀河皇帝シーヴ・パルパティーンの同盟関係を支持しました。カイロがライトサイドへ転向すると、プライドはファースト・オーダーの事実上の指導者となり、再びパルパティーンに仕える機会を掴みました。プライドはアキシャル・スーパーレーザーを搭載した何百というジストン級スター・デストロイヤーからなるシス艦隊の指揮権を与えられ、キジーミの破壊を命じられました。しかしシス艦隊の銀河系配備が目前に迫っていた時、プライドはエクセゴルの戦いでレジスタンスに旗艦を破壊され、命を落としました。
プライド将軍を演じたリチャード・E・グラント
プライド将軍を演じたのは、イギリス出身の演技派俳優リチャード・E・グラントです。彼はエスワティニ王国 (旧スワジランド王国)の首都ムババーネに生まれ、南アフリカのケープタウン大学で演技を学びました。キャリアの初めは舞台やテレビ出演で、1987年に『ウィズネイルと僕』で映画デビューしました。2018年には『ある女流作家の罪と罰』で、アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で助演男優賞にノミネートされました。
プライド将軍役を得るにあたり、グラントはオーディションで“ある40年代のイギリスの戦争映画”の場面を演じ、その数カ月後にパインウッド・スタジオでJ・J・エイブラムス監督から採用を告げられたという1。彼は自身のツイッターで、オーディションのシーンが“1940年代風のイギリス映画の尋問シーン”だったと語っています2。セリフは祖父の年代が話すような言葉だったそうです。尋問シーンというのは、かなりプライド将軍の役柄のヒントになりそうですね。
グラントは『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンであり、撮影現場では感動と興奮を隠せなかったといいます3。特に、自分が乗ることになった<ステッドファスト>のセットを見た時は涙が出たそうです。また、彼は自分が演じるプライド将軍について、「彼は銀河帝国時代から生き残った人物であり、ファースト・オーダーにおいても最高指導者カイロ・レンに忠実である。彼は非常に高慢であり、自分が正しいと信じている」と語っています。
まとめ
今回は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場する新キャラクター、プライド将軍について詳しく紹介しました。プライド将軍は、銀河帝国やファースト・オーダー、そしてファイナル・オーダーに仕えた忠誠将軍であり、カイロ・レンの部下として活躍します。彼を演じたリチャード・E・グラントは、『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンであり、撮影現場では感動と興奮を隠せなかったそうです。プライド将軍の忠誠や高慢さは、グラントの熱演によって見事に表現されました。
1: Richard E. Grant on His Star Wars: The Rise of Skywalker Character – IGN 2: Richard E. Grant on Twitter 3: Richard E. Grant on His Star Wars: The Rise of Skywalker Character – IGN : [Richard E. Grant on Twitter] :
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