- 2023-08-30
R6-LE5は、レジスタンスのために自発的に働いていた女性プログラムのドロイドで、相棒のR2-SHPとともにCR90コルベット<タナヴィーIV>のメンテナンスを担当していました。12
R6-LE5は、インダストリアル・オートマトン社が製造したRシリーズのドロイドで、青と銀のボディ・プレートと黒いセンサーを持ち、ドーム型の頭部にインテレックスVIIIコンピューター・システムを内蔵していました。12 R6-LE5は、自分の主人を持たない自由なドロイドであり、レジスタンスの規則通りの階級制度には従っていましたが、レジスタンスのために働いているのは自分の意志だと主張していました。2 R6-LE5は、相棒の“シェプ”ことR2-SHPと比べて社交的ではなく、自分の仕事に誇りを持っていました。2
R6-LE5は、35 ABYにエイジャン・クロスにあるレジスタンス基地で開かれた会合に参加しました。この会合では、ポー・ダメロン将軍とフィン将軍が中心となり、惑星エクセゴルを拠点とするシス・エターナルとファイナル・オーダーの軍勢を破るための作戦が話し合われました。その後、レジスタンスの宇宙軍はエイジャン・クロスから出撃し、シス・エターナルに勝利を挙げました。[3]
R6-LE5は、シークエル・トリロジー最終作『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』で初登場しました。[3] このドロイドは、映画公開前に発売されたトイ・シリーズ「スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー」で初めて明らかにされました。[4] “リーファイヴ”というニックネームや詳細な設定は、映画の設定資料集『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』で判明しました。2
R6-LE5は、映画のために新たに制作されたパーツは頭部だけであり、追加撮影時にR2-SHPの胴体の上にR6-LE5の頭部を乗せることで全身が作られました。[5] [6] ドームは手塗りのレジンとスチロールでできており、一部に金属の装飾と照明および発光パーツが使用されました。ジョージ・ルーカス監督の言うところの“古びた未来”の美学に従い、R6-LE5のプロップには意図的に変色の処理が施されていましたが、加えて撮影時に摩耗したため、外装の修理が必要となりました。[5]
以上が、R6-LE5についての紹介でした。R6-LE5は、レジスタンスのために自分の意志で働く自由なドロイドとして、スター・ウォーズの世界に彩りを添えています。R6-LE5の活躍を見たい方は、ぜひ『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』をご覧ください。