- 2017-09-13
タイ・サイレンサーとは、ファースト・オーダーが使用したTIEシリーズのスターファイターの一種で、タイ・インターセプターやダース・ベイダーのタイ・アドバンスドを想起させるデザインになっています1。では、その特徴や舞台裏の情報を見ていきましょう。
タイ・サイレンサーの設計
タイ・サイレンサーは、TIEシリーズには珍しく、コックピット部分が球状ではなく角ばった形状になっています。これは、カイロ・レンが自分の個性を反映させたためだと言われています2。また、コックピットの後ろにはハイパードライブ装置が搭載されており、長距離の移動も可能になっています3。タイ・サイレンサーの翼は、タイ・インターセプターのようにソーラーパネルが4枚に分かれており、シャープなフォルムになっています。このソーラーパネルは、タイ・ファイターのものよりも効率が高く、タイ・サイレンサーのスピードと機動性を向上させています。
タイ・サイレンサーの武装
タイ・サイレンサーは、レーザー砲とミサイル・ランチャーを搭載しています。レーザー砲は、タイ・ファイターのものよりも威力が高く、タイ・インターセプターのものよりも射程が長いです。ミサイル・ランチャーは、コンキュージョン・ミサイルやプロトン・トーピードなどの様々な種類のミサイルを発射できます。タイ・サイレンサーは、これらの武装を駆使して、敵のスターファイターや艦船に対して強力な攻撃を行うことができます。
タイ・サイレンサーの活躍
タイ・サイレンサーは、カイロ・レンが搭乗した専用機であり、ファースト・オーダーの他のパイロットは使用していませんでした。カイロ・レンは、父親のハン・ソロと同じく優れたパイロットであり、タイ・サイレンサーのスピードと攻撃性を最大限に利用していました。タイ・サイレンサーは、『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』で初めて登場し、カイロ・レンは、この機体でレジスタンスの艦隊に突入し、母親のレイア・オーガナが乗る旗艦ラダスに迫りました。しかし、カイロ・レンは、レイアを殺すことができず、レーザー砲の引き金を引くことができませんでした。その隙に、ファースト・オーダーのTIEファイターがラダスのブリッジを破壊し、レイアを宇宙空間に放り出してしまいました。その後、カイロ・レンは、タイ・サイレンサーでレジスタンスの基地がある惑星クレイトに向かい、そこでレイとの対決を果たしました。
タイ・サイレンサーの舞台裏
タイ・サイレンサーは、『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』の監督であるライアン・ジョンソンが考案したもので、彼はカイロ・レンの新しいスターファイターを作るために、タイ・インターセプターとタイ・アドバンスドをミックスしたデザインを提案しました。タイ・サイレンサーのモデルは、イギリスのパインウッド・スタジオで制作され、実際に撮影に使用されました。タイ・サイレンサーのコックピットは、カイロ・レンのマスクやライトセーバーと同じく、赤と黒の配色になっており、彼のダークサイドのイメージを強調しています。
以上が、タイ・サイレンサーについての紹介でした。タイ・サイレンサーは、カイロ・レンの個性や能力を反映したスターファイターであり、ファースト・オーダーの最強の兵器の一つでした。