- 2018-03-08
ディン・ジャリンのN-1スターファイターは、もともとナブーの女王に仕えるロイヤル・ガードのために手作りされた戦闘機のひとつであり、他のN-1と同じく2基のエンジンとハイパードライブを搭載していました。1 この戦闘機はナブー独自の機体でありながら、首都シードでもその姿を目にすることはあまりなく、ナブー王室宇宙戦闘機部隊の主力ファイターとして使用されていました。2
ディン・ジャリンがこのN-1スターファイターを手に入れたのは、惑星タトゥイーンに住む技術者ペリ・モットーの協力のもとでした。1 ジャリンは惑星タイソンでの戦闘で自分の愛機レイザー・クレストを失ってしまい、代用の船を探していました。 モットーはジャワが手に入れてきた古いN-1スターファイターを改造してジャリンに提供しました。1
ジャリンのN-1スターファイターは、通常のN-1とはいくつかの点で異なっていました。まず、コックピットの後ろのアストロメク・ソケットは、ジャリンがドロイド嫌いであるという理由で外され、代わりに小型のバブル型キャノピーが取り付けられました。また通常のN-1は黄色い塗装だったが、ジャリンのN-1は一部分を除き大部分の塗装が削り落とされ、銀色の金属がむき出しになっていました。1
このN-1スターファイターには銀河共和国時代の戦闘機から回収されたターボニック・ヴェンチュリ・パワー・アシミレーターや極低温高密度燃焼ブースター等の部品が搭載されており、ペリ・モットー曰く“ファジアーより速い”、“アウター・リム最速”のスピードを出すことができました。キャノンは通常のN-1に比べて大型であり、機首の下のプロトン魚雷発射装置はそのまま残されていました。また本来なら両翼の先端にはめ込まれる円錐状のパーツは(モットーは少なくとも1つは所持していたが)取り付けられませんでした。コックピットの下と尾翼のパネルは取り外され、骨格がむき出しになっていました。1
ジャリンはこのN-1スターファイターを使って数々の冒険や任務に挑みました。彼はテスト飛行では新共和国パトロールから逃れるために超加速を使いました。1 また、彼はこのN-1で惑星マンダロアの鉱山に潜入し、マンダロリアンの仲間たちと共に帝国の残党と戦いました。 さらに、彼はこのN-1で惑星モン・カラマリに向かい、海賊の襲撃からコルベス・グライス提督を救出しました。 そして、彼はこのN-1で惑星ネイバリーに帰還し、自分の師匠であるグリーフ・カーガと再会しました。
以上が、ディン・ジャリンのN-1スターファイターのスペックや特徴についての解説でした。