- 2017-07-21
ドロイデカは、コロイドという昆虫型の種族が製造したドロイドで、貿易連合や独立星系連合などの軍事組織によって使用されました。12 ドロイデカは、目標の殲滅という単一機能に特化して設計されたが、そこが細身のヒューマノイド型骨格を有し、汎用性を備えていたバトル・ドロイドとは大きく違う点です。3 ここでは、ドロイデカの特徴や歴史、制作の舞台裏などについて詳しく見ていきましょう。
ドロイデカの特徴
ドロイデカは、両腕の先端に大型かつ強力なツイン・ブラスターを持ち、連射が可能です。1 また、自身を球体状の防御エネルギー膜で完全に包み込むことができます。12 このエネルギー膜は高速度の攻撃を跳ね返すことができますが、低速度の物体は通過させるように設計されています。[4] これは、ドロイデカが高速移動が可能なリング形態に変形する際に障害物にぶつからないようにするためです。[5] ドロイデカは三脚歩行時の動きは緩慢でぎこちないですが、リング形態では時速75キロメートルで走ることができます。2
ドロイデカの歴史
ドロイデカは、コロイドという昆虫型の種族が自らの姿を模して製造したドロイドです。[6] コロイドは銀河共和国に加盟していましたが、貿易連合と密約を結んでおり、貿易連合にドロイデカを供給していました。[7] ドロイデカはクローン戦争中に初めて導入されましたが、その前にもナブー侵攻やジオノーシスの戦いなどで使用されていました。1 [8] クローン戦争では独立星系連合の主力兵器として活躍しましたが、ジェダイやクローン・トルーパーに対抗することは難しかったです。[9] クローン戦争が終結した後も、銀河帝国や反乱同盟軍などの勢力によって使用されましたが、その数は減少していきました。[10]
ドロイデカの制作の舞台裏
ドロイデカは、1999年公開のオリジナル・トリロジー第一作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で初登場を果たしました。[8] この映画では、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービがドロイデカと対峙するシーンがありました。[11] ドロイデカのデザインは、コンセプト・アーティストのダグ・チャンによって考案されましたが、当初は別の種族として作られていました。[12] ドロイデカの動きは、CGで表現されましたが、その際には実際にリング状の物体を転がして撮影した映像が参考にされました。[13]
以上が、ドロイデカについての紹介でした。ドロイデカは、スター・ウォーズの世界において高速で強力なバトル・ドロイドとして、迫力あるシーンを演出しています。ドロイデカの姿を見たい方は、ぜひ『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』や『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』などをご覧ください。