- 2020-01-19
4-LOMは、プロトコル・ドロイドから賞金稼ぎに転身した野心的な機械で、ギャンドの捜索者ザッカスとパートナーを組んで銀河を渡り歩きました。彼の経歴や特徴、そして舞台裏の情報を見ていきましょう。
4-LOMの経歴
- 4-LOMは、インダストリアル・オートマトン社によって製造されたLOMシリーズ・プロトコル・ドロイドで、もともと豪華客船に配属されていました。しかし、ロジックの不具合と個性ソフトウェアの故障をきっかけに自分のプログラムを書き換え、無法者の泥棒となりました。1
- 4-LOMは、盗みの技術を磨いていくうちに、賞金稼ぎとしての活動に興味を持ち始めました。彼はジャバ・ザ・ハットとの出会いがきっかけで、修理と改造を受けて武装し、ジャバの下で仕事をするようになりました。1
- 4-LOMは、ジャバの依頼で様々な賞金稼ぎとパートナーを組みましたが、最も相性の良かったのはギャンドの捜索者ザッカスでした。2人はドロイドの演繹・分析力とギャンド種族の追跡能力を組み合わせて仕事を遂行し、多くの高額賞金を獲得しました。1
- 4-LOMとザッカスは、ホスの戦いの後、ダース・ヴェイダーからハン・ソロの捜索を依頼されました。彼らは他の賞金稼ぎと競争しながら、ソロの乗るミレニアム・ファルコンを追跡しましたが、最終的にはボバ・フェットに先を越されてしまいました。その過程で、4-LOMはボバ・フェットによって半壊させられましたが、ザッカスによって修理されました。2
- 4-LOMとザッカスは、その後も賞金稼ぎとして活動を続けましたが、反乱同盟軍の輸送船を襲撃した際に反乱軍兵士たちと親交を深め、反乱軍に協力するようになりました。4-LOMは反乱軍の特殊部隊に参加し、エンドアの戦いにも参加しました。3
- 4-LOMは、エンドアの戦いの後、ジェダイに憧れていたことから、ルーク・スカイウォーカーのジェダイ・アカデミーに加わりました。彼はジェダイの訓練を受けることで、自分のプログラムを超えた存在になろうとしました。4
4-LOMの特徴
- 4-LOMは、身長1.67メートルで、黒いボディはぼろぼろに錆びていました。彼は主人の昆虫型種族に似せて設計されており、優れた演繹力と分析力を備えていました。1
- 4-LOMは、男性プログラムで、金属色のセンサーを持っていました。彼は700万種以上の言語を扱うことができるトランラングIII通信モジュールを搭載していました。1
- 4-LOMは、ジャバ・ザ・ハットによって武装され、W-90震盪ライフルやブラスター・ピストル、スタン・ガス放射器などを装備していました。彼はこれらの武器を使って獲物を狩り、敵と戦うことができました。1
- 4-LOMは、冷徹で計算高く、野心的な性格でした。彼は自分のプログラムを書き換えることで、無法者としての生き方を選びました。彼は金銭的な利益を重視し、ジャバ・ザ・ハットや反乱同盟軍など、自分に都合の良い相手に忠誠を誓いました。1
4-LOMの舞台裏
- 4-LOMは、映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場しました。この映画では、ダース・ヴェイダーが賞金稼ぎたちにハン・ソロの捜索を依頼するシーンで4-LOMが登場しました。2
- 4-LOMのデザインは、ケナー社のスタッフがC-3POのアクションフィギュアの頭部をザッカスのフィギュアの胴体に取り付けたものを元にしています。5
- 4-LOMの名前は、もともとザッカスのフィギュアに付けられていたもので、For Love Of Money(金のために)の略だと言われています。しかし、映画の制作スタッフが名前を間違えて入れ替えたため、4-LOMとザッカスの名前が逆になりました。5
- 4-LOMは、アニメーションシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ/反乱者たち』にも登場しました。これらのシリーズでは、4-LOMはザッカスとともにジャバ・ザ・ハットの仕事をする様子が描かれました。[6][7]
以上が、スター・ウォーズの4-LOMについての紹介でした。4-LOMは、プロトコル・ドロイドから賞金稼ぎに転身した野心的な機械で、ギャンドの捜索者ザッカスと協力して銀河を渡り歩きました。スター・ウォーズの世界には、4-LOMのような不思議なドロイドがたくさん存在しています。1
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