- 2016-01-26
今回は、銀河系の政治と文化の中心地であるコルサントの元老院の建物の歴史について紹介したいと思います。元老院の建物とは、銀河共和国や銀河帝国の政府の本部として使われた巨大なドーム型の建築物です。元老院の建物はどのようにして建てられたのでしょうか?どのような重要な出来事がこの建物で行われたのでしょうか?それでは、元老院の建物の歴史に迫ってみましょう。
元老院の建物の概要
元老院の建物は、惑星コルサントのギャラクティック・シティの連邦地区に位置する、銀河系の政治の中心地でした1。元老院の建物は、銀河元老院の会議場としての役割を果たし、何千人という元老院議員がこの建物の会議場に集まり、共和国や帝国の諸問題について議論を交わしました2。元老院の建物は、円形ドームの直径が2キロメートルにも達する壮大な建物でした2。ドーム内の巨大会議場には、共和国に加盟している各惑星を代表する1,000名以上の議員のために、多数のプラットフォームが備わっていました2。プラットフォームは会議場の中心にある議長の演壇を取り囲むように回旋状に並んでいました2。議長の演壇は高さ30メートルで、共和国の最高議長や副議長、行政補佐官らがこの演壇につき、元老院の会議を統括しました2。
元老院の建物の歴史
元老院の建物は、共和国創立初期に使われていた議会場に代わるものとして建てられました2。かつての小さな議会場はある種の親しみやすさがあったが、元老院の建物は成功裏に勢力を拡大する共和国の姿を反映した建物でした2。元老院の建物は、銀河系の政治史に残る重要なできごとがたびたび行われた場所でもありました。以下に、その一部を紹介します。
- 32 BBY: ナブー危機のさなか、ナブーのパドメ・アミダラ女王によってフィニス・ヴァローラム最高議長に不信任案が提出されました3。元老院ビルの会議室では新議長選挙が行われ、ナブー選出のシーヴ・パルパティーンが新しい最高議長に選出されました3。
- 22 BBY: 分離主義危機の高まりを受け、共和国で軍隊創設法案の必要性が議論されました4。しかし投票日を前に、独立星系連合が惑星ジオノーシスでバトル・ドロイドの軍団を準備していることが発覚しました4。ナブーのジャー・ジャー・ビンクス下級代議員がパルパティーン議長に非常時大権を与えるべきという動議を行いました4。元老院ビルに集まった議員たちはビンクスの提案に賛成し、大権を手に入れたパルパティーンはその場で共和国グランド・アーミーの設立を宣言しました4。その後、誕生したばかりの共和国軍はジオノーシスの戦いで初戦を飾り、クローン戦争が勃発しました4。
- 19 BBY: クローン戦争の終結に伴い、パルパティーン議長は元老院ビルに集まった議員たちの前でニュー・オーダー宣言を行いました。これにより共和国は銀河帝国へ再編され、銀河元老院も帝国元老院として生まれ変わりました。その直後、ジェダイのグランド・マスターであるヨーダが元老院ビルに侵入し、議長の作業オフィスで“皇帝”パルパティーンに対決を挑みました。2人は戦いの舞台をオフィスから元老院会議場に移しながら、フォースやライトセーバーで火花を散らしました。
以上が、コルサントの元老院の建物の歴史についての紹介でした。元老院の建物は、銀河系の政治の舞台として多くの出来事を見届けた建物ですね。この建物はどのような運命を辿ったのでしょうか?
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