- 2019-06-26
プローブ・ドロイドとは、銀河系の各惑星に単独で送り込まれて情報収集や偵察を行うドロイドの総称です。プローブ・ドロイドにはさまざまなバリエーションがあり、それぞれに特徴や役割があります。また、このドロイドには、『スター・ウォーズ』シリーズの製作や設定に関する舞台裏の情報もあります。プローブ・ドロイドの種類や機能、そして舞台裏の情報を見ていきましょう。
プローブ・ドロイドの種類と機能
- プローブ・ドロイドは、一般的にはクモ型動物に似た黒い金属製のボディを持ち、大きなセンサーの“目”とひょろ長いマニピュレーター・アームを備えています12。
- プローブ・ドロイドは、小型のハイパースペース・ポッドに収容された状態で大型艦船から発射され、目的の惑星に到着するとリパルサーリフトで地上に浮遊しながら探索を開始します12。
- プローブ・ドロイドは、あらゆる地形を乗り越えて移動できるだけでなく、スラスターに探知を逃れるための消音装置を装備しています12。
- プローブ・ドロイドは、高周波ホロネット・トランシーバーを使って遠方の本部に情報を送信します12。
- プローブ・ドロイドは、基本的な偵察機能に加えて、さまざまな武装や装備を持っています。以下は、代表的なプローブ・ドロイドの種類とその特徴です。
- DRK-1プローブ:シスの暗黒卿ダース・モールが使用したプローブ・ドロイドで、小型で円盤状のボディを持ちます3 。センサーと通信機器を備えており、タトゥイーンでパドメ・アミダラ女王やジェダイを捜索しました3 。
- 11-3K:惑星ヴァンドアで帝国軍が使用したプローブ・ドロイドで、四本足で歩行するタイプです 。ブラスターと自爆装置を備えており、反乱者たちと交戦しました 。
- ヴァイパー・プローブ:銀河帝国が使用した最も有名なプローブ・ドロイドで、インペリアル・プローブやプロボットとも呼ばれます12。ブラスターと自爆装置を備えており、惑星ホスで反乱同盟軍の秘密基地を発見しました12。
- マークXIII:新共和国が使用したプローブ・ドロイドで、ヴァイパー・プローブに似ていますが、より洗練されたデザインをしています 。ブラスターと偏向シールドを備えており、惑星エクセゴルでファースト・オーダーのシス艦隊を発見しました 。
プローブ・ドロイドの舞台裏
- プローブ・ドロイドは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場しました12。この作品では、ヴァイパー・プローブ・ドロイドが実物大の模型とアニメーションで表現されました 。
- プローブ・ドロイドのデザインは、ジョー・ジョンストンとラルフ・マクウォーリーによって考案されました 。彼らは、プローブ・ドロイドをクモ型動物に似せることで、観客に不快感や恐怖感を与えることを狙いました 。
- プローブ・ドロイドの音声は、ベン・バートによって作られました 。彼は、プローブ・ドロイドの言語を「ベネズエラ語」と呼びました 。これは、彼がベネズエラのラジオ局から録音した音声を加工して作ったからです 。
まとめ
今回は、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する偵察用ドロイドの一種、プローブ・ドロイドについて詳しく紹介しました。プローブ・ドロイドとは、銀河系の各惑星に単独で送り込まれて情報収集や偵察を行うドロイドの総称です。プローブ・ドロイドにはさまざまなバリエーションがあり、それぞれに特徴や役割があります。また、このドロイドには、『スター・ウォーズ』シリーズの製作や設定に関する舞台裏の情報もあります。プローブ・ドロイドは、『スター・ウォーズ』シリーズの歴史や物語に大きな影響を与えた重要な存在です。
1: プローブ・ドロイド | Wookieepedia | Fandom 2: ヴァイパー・プローブ・ドロイド | Wookieepedia | Fandom 3: Sith probe droid – 公式データバンク : Star Wars: The Phantom Menace : 11-3K viper probe droid – Wookieepedia : Solo: A Star Wars Story :